カテゴリー: 院長コラム

2024.02.29院長コラム

病と人間の物語③

表書院は48畳の大広間である。天井が高い。上段の間が8畳あり、1段下がった中段の間が12畳、さらに1段下がった下段の間が28畳あり板敷の縁側へと続いていた。縁側の外は中庭で黒松と赤松の巨木が豊かな緑...

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2024.02.28院長コラム

病と人間の物語②

この物語はフィクションです。  大坂の街の片隅で流浪の母と娘が救われた日をさかのぼること26日前…。 1597年3月22日の正午のことだった。太陽は真南の位置に輝いている。イネス...

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2024.01.09院長コラム

病と人間の物語

この物語はフィクションです。  第四話・刻印(疾病→副腎褐色細胞腫) ―汝は鉄の棒で彼らを打ち、陶器を砕くように粉々にするだろう―             ...

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